妻の手記 3/3★6日目
6:15 NST 40分、血圧測定。二人とも胎動あり元気、顕著な張り無し。助産師さんに、もう一組いる双子ちゃんがDDだと聞いた。どこかで会えるかなー。
7:15 朝食
8:15 ゴミ回収
9:00 清掃
9:30 回診
10:20 助産師さん面談、帝王切開の流れについて、母乳育児について、育児体制について、その他不安なことなど。術後まで担当制で助産師さんがついてくれるとのこと。NICU入ったら、ある程度外でも問題なく育てられて、親の育児の準備も整っているのを前提に退院するらしく、退院1週間前くらいには予告があるらしいのでそこまで慌てる必要はなさそう。また、緊急帝王切開の緊急度としては、「赤ちゃんの心拍が下がってきた→5分後には手術」「成長止まっているから出そう→1時間後には手術」という感じらしい。他の予約があっても最優先になるから、あっという間に事が進むらしい。土日にも全然やるし、明日の可能性もある。また、出産後は3時間おきに搾乳し、NICUに行くことになるため大忙しで、体もまだ万全じゃないから大変なことになるらしい。要覚悟。退院は手術日から7日後なので、金曜に手術したら次の金曜日に退院になるそう。
10:40 薬剤師さん面談。ステロイド注射はやはり手術直前に打つことが多いらしい。何度も打つのはここではやらないそう。肺の成熟を促すけど、打った後が一番潤滑(?)効果があっていいらしい。でも打つと打たないとでは、小児科のケアが全然違ってくるらしい。また、術後の痛み止め使用については、ここでは必要ならば薬を処方する方針で、我慢させたりすることはないみたい。安心。
11:00 NICU見学。ここの場合は予定日以降の退院になるらしい。4/21以降で体重2300gくらいになることが前提らしい。双子の場合は週数より2週間くらい遅いのを前提にケアしていくそう。こういう見学とかさせてもらうことで出産が迫っているのを感じる。
11:40 昼食
14:00 NST 40分、血圧測定。問題なし。
14:45 エジンバラ問診票記入。
16:00 シャワー、下着のお洗濯。
17:40 夕食
19:00 簡易心音確認。二人とも元気!手術のこと考えてしんどくなったので休憩。
22:00 NST 40分、血圧測定。胎動あり、心拍も問題なし。
DDとは?
二絨毛膜二羊膜双胎のことです。二卵性双生児は、これに該当します。ちなみに一卵性双生児でも受精卵の分裂のタイミングによりDDになる場合があります。
双子のなかでは最もリスクが小さいタイプです。DDの胎児は、それぞれ別々の胎盤を持っており、かつ羊膜と絨毛膜も別々なので、完全に別の部屋にいる状態です。
そのため、お互いの血流が影響しあうことはなく、いわゆるTTTSの心配がありません。
術後の痛み
妻の最大の関心は、帝王切開後の痛みのことでした。
ちなみに通常の分娩が可能だったら、無痛分娩をお願いしようと決めていました。
これについては、色んな主義主張があるようですが、我々夫婦は、なるべく辛い思いをせずに出産しよう!と合意していました。
したがって、痛み止めを景気よく処方してくれると聞き、妻は相当安心したようでした。
エジンバラ問診票?
EPDS(エジンバラ産後うつ病質問票:Edinburgh Postnatal Depression Scale)。
産後うつ病のスクリーニングを目的として作られた10項目の質問票です。
自分の気持ちに最も近いものを選び、点数化。うつ病のスクリーニングとして使用されています。
となりー手記
【予定日まで28日】
NICUを見学して、帝王切開の緊急度の説明を受けた模様。
ベビーの心拍弱まる→5分後には帝切
ベビー成長停止で出す→1時間後に帝切
最優先で手術になるらしい。
手術が現実味を帯び、しんどくなってきたみたい。
退院したら丸っと面倒見るから、自分との闘いに集中してね。
そして本日は雛祭りでしたね。
病院では、雛祭りにちなんだメニューが出たみたいで、
不安で弱っている妻には素敵な気分転換になりました。
夫婦で雛祭りを特別楽しみにした事はなかったですが、
今年は思い出深い日になったと思います。
病院には感謝しかありません。
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